2008年09月04日
旅の危機、、、、、、そして人の優しさ。
・・・・・・8月24日
今朝は早くに目が覚めた。(と言っても6時くらい)
カップメンで簡単に朝食を取り、荷造りを始める。
しかし、なんだかSR君の様子がおかしい。何かエンジンとマフラーがやけにツヤツヤしてる。
何だろうと思い触ってみると、ベトベト、、、、、
オイルだ、、、オイルが漏れチョル・・;
実は沙留辺りで気づいてはいたのだが、どうもオイルフィルター周辺から若干オイルがにじんでいたのだ。それが今日になってにじみから漏れに変わっていた(汗)
オイルレベルをチェックするが、やはり結構減ってる、、、
こりゃやばいと冷や汗、、、、
液体ガスケットでもあれば、、、、
あっそうか!ガソリンスタンドにそれくらいあるだろ^^
と移動開始で最初に見つけたスタンドへ。
がっ! 液体ガスケットがない、、
話を聞いてみると、ここら辺(道北)のスタンドは小さいところばかりでそういうものを基本的に置かないんだそうな、、、
しかも、猿払周辺からバイク屋があるという名寄まで300キロくらいあるとか(大汗)
ここでウダウダしていてもしょうがない、、、
本来なら日本海沿いに南下していく予定だったがそんなことはしてられない。腹を決めて名寄へむかう。
途中道の駅美深で休憩&オイル量のチェック。
隣にいた地元のヤンキーらしきやつらが俺のSR君を見て、
「ルシファーズ・ハンマーじゃん!!幻の6速じゃん!!」
とわけのわからんことを言っていたが相手にしてられない、、、
オイル量はまだまだ正常なレベルだが、確実に減っている。
ベンチで落ち込んでいると、名寄方面から一台のバイクが、、、
すぐに駆け寄り、バイク屋を知らないかと聞いてみた。
残念なことにこの人は旅人でバイク屋の所在は知らなかったが、しばらく一緒にバイク屋を地図で探してくれた。
涙が出そうなくらい感謝した。
とりあえず名寄に入り現地の人に聞いてみることにした。
出来るだけエンジンに負担をかけないように走った。
そしてやっと名寄に到着する。さっそくコンビニでバイク屋の場所を聞いてみるが、誰も知らない。しかももしあったとしてもこの日は日曜日でバイク屋は休みなんじゃないかとのこと。
目の前が真っ暗になった。
これ以上SR君に負担をかけられない。
無理に走って廃車でもなったら悔やんでも悔やみきれない。
旅の続行が危ぶまれた。
ふと、前方のほうを見てみると大きめの車屋があった。
ここなら液体ガスケットがあるかもしれない。
念のためにコンビニでお金をおろした。もうココしかない。
車屋の中をのぞくと、明かりがついていなくて休みのようだった。
しかし、人がいるのが見えた。もうワラにもすがる気持ちだった。
「すみませ~ん!!!」
中の人が出てきた。
俺はその人に事情を話した。そして液体ガスケットを分けてもらえないかと、、、
すると、その車屋の後に社長とわかったがその社長が、
「ガスケットはあげられない」と
旅が終わったと思った。
「そんな応急処置じゃすぐにまた漏れる。工場に持ってきなさい。」
俺は言われるがままに工場にSR君を押していった。
そこでSR君のオイルフィルターカバーを外し、割れや欠けが無いか確認。ゴムパッキンも確認したところクランク側のパッキンが死んでいた。
そこをしっかりと液ガス等で固めてもらい、漏れの起こりそうな場所にも処置してもらった。
しかし、工賃がかなり気になった。
なんせ貧乏旅。さっきおろしたお金じゃ足りないんじゃないかとも考えた。
液ガスが固まる間、店の中で休ませてもらった。さらにコーヒーまでご馳走になってしまった。
そこで社長さんが
社長 「君は旅をしてるのかい?」
ランボー「はい、一応。」
社長 「で仕事は何をしてるの?」
ランボー「今は学生で来年就職です」
社長 「そうか、、、じゃあ学生からは金は取れんな^^」
本当に泣きそうでした。ココまでしっかり修理してもらってるのに、、、
しかもこの社長さん、時間が遅かったこともあってキャンプ場まで教えてくれてもういくら感謝しても感謝しきれませんでした。
何回もお礼を言って教えてもらったキャンプ場に向かった。
そしてキャンプ場に到着。
ここは温泉も隣接されているので、本当にありがたい^^
テントを設営。
冬はスキー場になるらしくテントは大分斜めです^^;
さっそく温泉に、、ココは350円と安くとても良いお湯でした。
景色もいいです^^
こんなものも置いてあります。
縄文人とかが矢じりや矛先に使ってった黒曜石。大きいです。
で温泉上がりに裏山に行こうとして入り口で止まりました。
そこには立て札があり、こう書いてありました。
「熊情報あり。入山禁止」
洒落にならねぇ、、、、、、
一応温泉の人に聞いてみると、もうひとつ裏の山のことらしいが、、、、
やっぱり怖い^^;
しかもあたりはメチャクチャ真っ暗
夜温泉前の道をフラッシュ無しで撮影した写真です。
ちなみに昼間はこれ
ほんとに熊でるかも、、、、、
怖くなったので、テントに戻って速攻で薪を集めて火を炊きました。
獣は火を怖がるはず、、、
焚き火の前で夕食を作る。
こっこわい、、、こんなに怖いキャンプは初めてだ、、、、
そのうち薪が尽きた(泣)
ランタンを最大火力で燃やした。
その時だった、、、
ガサ!!ガササ!!!!!
でっでた~~!!!!!!ヽ(`д´;)ノ(⊃д`)。゜∑(゚д゚;)
俺は拳を握り締めた、、、、、殺るしかない、、、
覚悟を決めたその時。
ここってキャンプ場ですか~~!!!?????
む、人間か(^^;)まぎらわしい、、、、
この人はチャリダーで迷いに迷ってこのキャンプ場にたどり着いたらしい。しかも話をしてみると、同い年で同じ地元w
なんという偶然か、今日はいろんなことがあるなぁ。
でこのチャリダーが温泉に行きたいけど一人じゃ怖いからついてきてとw
で本日2回目の温泉へ。おごりで入りましたw
で温泉上がって外に出ると土砂降り(汗)
テントまで走って、その日はすぐに就寝。
したかったがテントが雨漏り(大泣)
簡単に応急処置して就寝
今朝は早くに目が覚めた。(と言っても6時くらい)
カップメンで簡単に朝食を取り、荷造りを始める。
しかし、なんだかSR君の様子がおかしい。何かエンジンとマフラーがやけにツヤツヤしてる。
何だろうと思い触ってみると、ベトベト、、、、、
オイルだ、、、オイルが漏れチョル・・;
実は沙留辺りで気づいてはいたのだが、どうもオイルフィルター周辺から若干オイルがにじんでいたのだ。それが今日になってにじみから漏れに変わっていた(汗)
オイルレベルをチェックするが、やはり結構減ってる、、、
こりゃやばいと冷や汗、、、、
液体ガスケットでもあれば、、、、
あっそうか!ガソリンスタンドにそれくらいあるだろ^^
と移動開始で最初に見つけたスタンドへ。
がっ! 液体ガスケットがない、、
話を聞いてみると、ここら辺(道北)のスタンドは小さいところばかりでそういうものを基本的に置かないんだそうな、、、
しかも、猿払周辺からバイク屋があるという名寄まで300キロくらいあるとか(大汗)
ここでウダウダしていてもしょうがない、、、
本来なら日本海沿いに南下していく予定だったがそんなことはしてられない。腹を決めて名寄へむかう。
途中道の駅美深で休憩&オイル量のチェック。
隣にいた地元のヤンキーらしきやつらが俺のSR君を見て、
「ルシファーズ・ハンマーじゃん!!幻の6速じゃん!!」
とわけのわからんことを言っていたが相手にしてられない、、、
オイル量はまだまだ正常なレベルだが、確実に減っている。
ベンチで落ち込んでいると、名寄方面から一台のバイクが、、、
すぐに駆け寄り、バイク屋を知らないかと聞いてみた。
残念なことにこの人は旅人でバイク屋の所在は知らなかったが、しばらく一緒にバイク屋を地図で探してくれた。
涙が出そうなくらい感謝した。
とりあえず名寄に入り現地の人に聞いてみることにした。
出来るだけエンジンに負担をかけないように走った。
そしてやっと名寄に到着する。さっそくコンビニでバイク屋の場所を聞いてみるが、誰も知らない。しかももしあったとしてもこの日は日曜日でバイク屋は休みなんじゃないかとのこと。
目の前が真っ暗になった。
これ以上SR君に負担をかけられない。
無理に走って廃車でもなったら悔やんでも悔やみきれない。
旅の続行が危ぶまれた。
ふと、前方のほうを見てみると大きめの車屋があった。
ここなら液体ガスケットがあるかもしれない。
念のためにコンビニでお金をおろした。もうココしかない。
車屋の中をのぞくと、明かりがついていなくて休みのようだった。
しかし、人がいるのが見えた。もうワラにもすがる気持ちだった。
「すみませ~ん!!!」
中の人が出てきた。
俺はその人に事情を話した。そして液体ガスケットを分けてもらえないかと、、、
すると、その車屋の後に社長とわかったがその社長が、
「ガスケットはあげられない」と
旅が終わったと思った。
「そんな応急処置じゃすぐにまた漏れる。工場に持ってきなさい。」
俺は言われるがままに工場にSR君を押していった。
そこでSR君のオイルフィルターカバーを外し、割れや欠けが無いか確認。ゴムパッキンも確認したところクランク側のパッキンが死んでいた。
そこをしっかりと液ガス等で固めてもらい、漏れの起こりそうな場所にも処置してもらった。
しかし、工賃がかなり気になった。
なんせ貧乏旅。さっきおろしたお金じゃ足りないんじゃないかとも考えた。
液ガスが固まる間、店の中で休ませてもらった。さらにコーヒーまでご馳走になってしまった。
そこで社長さんが
社長 「君は旅をしてるのかい?」
ランボー「はい、一応。」
社長 「で仕事は何をしてるの?」
ランボー「今は学生で来年就職です」
社長 「そうか、、、じゃあ学生からは金は取れんな^^」
本当に泣きそうでした。ココまでしっかり修理してもらってるのに、、、
しかもこの社長さん、時間が遅かったこともあってキャンプ場まで教えてくれてもういくら感謝しても感謝しきれませんでした。
何回もお礼を言って教えてもらったキャンプ場に向かった。
そしてキャンプ場に到着。
ここは温泉も隣接されているので、本当にありがたい^^
テントを設営。
冬はスキー場になるらしくテントは大分斜めです^^;
さっそく温泉に、、ココは350円と安くとても良いお湯でした。
景色もいいです^^
こんなものも置いてあります。
縄文人とかが矢じりや矛先に使ってった黒曜石。大きいです。
で温泉上がりに裏山に行こうとして入り口で止まりました。
そこには立て札があり、こう書いてありました。
「熊情報あり。入山禁止」
洒落にならねぇ、、、、、、
一応温泉の人に聞いてみると、もうひとつ裏の山のことらしいが、、、、
やっぱり怖い^^;
しかもあたりはメチャクチャ真っ暗
夜温泉前の道をフラッシュ無しで撮影した写真です。
ちなみに昼間はこれ
ほんとに熊でるかも、、、、、
怖くなったので、テントに戻って速攻で薪を集めて火を炊きました。
獣は火を怖がるはず、、、
焚き火の前で夕食を作る。
こっこわい、、、こんなに怖いキャンプは初めてだ、、、、
そのうち薪が尽きた(泣)
ランタンを最大火力で燃やした。
その時だった、、、
ガサ!!ガササ!!!!!
でっでた~~!!!!!!ヽ(`д´;)ノ(⊃д`)。゜∑(゚д゚;)
俺は拳を握り締めた、、、、、殺るしかない、、、
覚悟を決めたその時。
ここってキャンプ場ですか~~!!!?????
む、人間か(^^;)まぎらわしい、、、、
この人はチャリダーで迷いに迷ってこのキャンプ場にたどり着いたらしい。しかも話をしてみると、同い年で同じ地元w
なんという偶然か、今日はいろんなことがあるなぁ。
でこのチャリダーが温泉に行きたいけど一人じゃ怖いからついてきてとw
で本日2回目の温泉へ。おごりで入りましたw
で温泉上がって外に出ると土砂降り(汗)
テントまで走って、その日はすぐに就寝。
したかったがテントが雨漏り(大泣)
簡単に応急処置して就寝
Posted by ランボー at 15:23│Comments(0)
│北海道ツーリング記